「2017年07月4日」の記事

園長コラム 2

2017年7月4日

「遊ぶ」ことの意味

日本の幼稚園教育要領が、2018年度改訂されます。今まで幾度となく、その時代背景を考えながら,改訂されています。今回は、高等教育までを連続して考えた上で、幼児期に育みたい能力、資質及び「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」が具体的に明記されました。しかし変わらない根幹は、幼児は遊びから学ぶということです。

Newsweek日本版「0歳からの教育」(2017年3月発刊)の中に以下のような記事がありました。—子どもの発達のため親ができることー

親が子どもの発達のためにできることは多い。訓練次第では、子どもを早く歩き始めさせることも可能だ。水泳の訓練をはじめるのに最適な時期は3〜12ヶ月頃だという専門家もいるし、音楽をはじめるのに早すぎるということはないとされている。(略)しかしニューヨーク大学のカレン・エードルフ教授(心理学・神経科学)によれば、「赤ちゃんの運動技能の発達を早めることに利点があるとは明らかになっていない」と言う。それどころか、親の働きかけは子どもの学習を妨げかねない。(略)最も効果的な学習が実現するのは子どもが自由に遊んでいる時だということが明らかになってきている。(絡)「子どもの遊びのプロセスは、科学者のプロセスとそっくり。子どもも科学者も、物事をいじってみて、その結果を観察する。」と、育児コンサルタントのナオミ・アルドートは言う。

 

私たちの幼稚園では、毎日近所の公園までお散歩をしています。これはただ単純に歩くことだけを目的にしているのではなく、そこで発見する自然現象の数々に子どもがどう向き合い、どう探究するかをねらいとしています。日本では絶対にない、エンドウ豆のオバケのような殻、不思議な形の花、スコールの後の水たまりなど、自然の不思議さに出会い、探究するには最高の環境が整っています。見つけたものを、仲間と共有し、驚きが倍になったり、保育者や、周りの大人から教えてもらうことで知識が広がったり、まさに遊びの世界は学びの宝庫です。特に自然とのふれあいは、探究の始まりに繋がります。

今の時代だからこそIPad類いの世界を離れ、外に飛び出し、自分の五感を働かせて,心ゆくまま周りの世界に触れる機会を十分作ってあげることが、子どもの遊びの保障として、大人の大事な役割だと考えます。

夏休み

2017年7月4日

2017年7月24日(月)〜8月15日(火)夏期休暇となります。

夏休み中の事務所open日  8月9日(水)〜8月15日(火) 9:00〜15:00

連絡先028)54170291

 

 

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